ビニールカーテン設置理由
当社がお客様に伺ったビニールカーテンを設置した主な理由をご紹介します。比較的安価で施工しやすく様々な機能のあるビニール製カーテンは、あなたのお悩みも解決するかもしれません。
※事業を行っている場所でのビニールカーテンの設置に関しては防炎機能が必須となります。また、特定な地域や業種によっては消防より不燃材でのビニールカーテンが求められる場合がございます。
エアコン効率の向上・省エネ
ビニールカーテンの設置理由として最も多いものの一つに「エアコン効率の向上」のための間仕切りとしての用途があります。特に倉庫や工場など、スペースが広く天井も高い建物では、冷房や暖房を稼働させてもなかなか快適な温度にならず、電気代がかさんでしまうことがあります。そんな時に、常に人のいる作業スペースや大切な商品の保管場など、空調が本当に必要な区画だけをビニールシートで間仕切りすることで、エアコン効率を効果的に向上させることができます。空調効率を向上させることは作業環境を快適にするだけでなく、省エネにもなるため、長期的には経費の削減にも繋がります。天井が高い場合は、吊り天井やブース状の施工などで天井面も塞いで低くすれば、より効果的です。
ビニールカーテンによる空調効率の向上手段は建物内部の間仕切りだけではありません。金属シャッターを開放して利用することの多い工場や倉庫の出入口などからは内部の空調の効いた空気が逃げてしまい、代わりに外の熱気や冷気が流入してきてしまいます。ここにシャッターよりも手軽に開閉できるビニールカーテンを設置することで、外気を遮断して内部を快適に保つことができます。人やフォークリフトの出入り等が頻繁な場合は、ビニールのれんカーテンを設置すれば開閉することなく通り抜けられて効率的です。ビニールカーテン以外にも、業務用エアコンの設置も含めた最適な施工をご提案させていただきます。
工場や倉庫などの大型の建物に限らず、店舗や事務所におきましても、出入口にビニールカーテンを設置したり、室内の間仕切りをすることで、防寒やエアコン効率の向上に成功した事例が多数ございました。ビニールカーテンのことはビニールカーテンのプロフェッショナルに、まずはお気軽にご相談ください。
主な施工場所【製造工場・食品加工工場・物流センター・倉庫・冷凍倉庫・飲食店・サーバーセンター等】
区画整理
工場や倉庫、物流センター、自動車整備場などで、作業スペースや部署の区分けをするためにもビニールカーテンを使用します。パーテーションパネル等で仕切るのに比べると、天井から吊るすので床が広く使えて、ぶつかって倒すような事故もなく、また、開閉が楽にできる点などのメリットがあります。天井が高い場合は、カーテンレールを吊って必要最小限の高さのビニールカーテンを設置する施工も可能です。
通常は耐久性があり、見通しもきく糸入り透明ビニールのカーテンが多く使用されます。視界をクリアにしたい場合は透明ビニール、目隠しをしたい場合は不透明ビニール、音を遮りたい場合は遮音ビニールなど、用途に合わせたビニールカーテンをお選びいただけます。他にも、溶接時のアーク光を遮るウェルディングビニールや、炎の近くでも使用できる不燃ビニールなどもございます。
主な施工場所【製造工場・食品加工工場・物流センター・倉庫・自動車整備場・学校・幼稚園・飲食店・等】
飲食店テラス席の空間作り
カフェやレストランや居酒屋等のテラス席の周囲にビニールカーテンを設置するお店も増えています。主な目的は冬季の冷たい風を防ぐ防寒のためや、店内の空調をテラス席まで有効にするためや、雨天時の雨の吹込みの防止などです。せっかくのテラス席の視界を遮らない透明ビニールや、より耐久性のある糸入り透明ビニールを使用することが多いですが、目隠しのため不透明ビニールを使用する場合もあります。
店舗の入口側にテラス席が設けられている場合、ビニールカーテンを設置してしまうと入店しにくくなってしまうのではないかという懸念もあるかもしれません。そんな時はカーテンに取手付きの間仕切りサイドポールを使用することで開閉しやすくなり、マグネットでピッタリと隙間なく閉じることもできます。ポールにはブラックタイプもあり、カーテンの縁取りもブラックで揃えて高級感を演出することもあります。
ビニールカーテンは風で煽られてバタつかないように、必ず落としピンやフック等で固定できるように施工するため、安心して使用できます。また、季節限定でビニールカーテンを設置したいというケースも多いため、ワンタッチフック等で簡単に取り外しができるように施工することもできます。テラス席についてお悩みのある飲食店様は、ぜひお気軽にビニテックへご相談ください。
主な施工場所【カフェ・レストラン・居酒屋・ファストフード店等】
防塵対策
工場や倉庫での防塵対策としても、ビニールカーテンは使用されています。屋外から侵入する塵や埃の他、工場・倉庫内の機械類や作業車などからガスや埃が発生する場合もあります。製造・梱包する商品に微細な異物が混入しないようにする品質管理の面でも、使用している精密機械や製造機械を塵や埃から保護する面でも、ビニールカーテンによる防塵対策は有効です。
製造・梱包作業場など防塵対策をしたい箇所の周囲をビニールカーテンで囲うだけでも一定の効果がありますが、微細な塵や埃を防ぐためには天井面も覆うブース状の施工が効果的です。また、カーテンレールとビニールカーテンとの隙間や、ビニールカーテンと床との隙間なども、隙間シートレールやスカート加工などでしっかり塞ぐ対策が可能です。
さらに空気清浄機などの設備も取り入れて、ビニールカーテンの内側から外側への空気の流れを作る「陽圧化」を行うと、より一層の防塵対策が可能です。ビニテックでは空調設備の施工も併せて承っています。防塵対策のご相談はお見積り無料のビニテックへお気軽にどうぞ。
主な施工場所【製造工場・食品加工工場・物流センター・倉庫・サーバーセンター等】
飛散防止対策
作業中に発生する粉塵等が周囲に飛散するのを防止するのにも、ビニールカーテンは使用されています。
製造工場での加工で発生する木材・金属・プラスチックの屑や粉塵、塗装工程で発生する塗料やミスト、解体作業で発生する粉塵、洗浄時に発生する洗剤や水の飛沫等、飛散・拡散するものは多岐にわたりますが、多くの場合ビニールカーテンで囲うことでほとんどの飛散を防止することが可能です。
粉塵等が飛散することで建物内が広範囲に汚れてしまうだけでなく、同じ建物内で複数の作業を行う場合、特定の作業者以外は防塵マスクや防毒マスクを着用していない場合もあり、飛散した粉塵等が作業者以外に健康被害を及ぼす可能性もあります。建物の出入口にビニールカーテンを設置したり、作業場をビニールカーテンで囲うほか、必要に応じて天井面もビニールシートで塞いでブース状にしたり、隙間ができないようにビニールシートを設置するなどの施工ができます。塗装用のブース等には換気装置等の設置も合わせておすすめします。
ビニールカーテンの素材については、通常の粉塵なら糸入り透明ビニールカーテンが見通しも効くため安全に利用できます。金属加工などで粉塵が熱を帯びている場合は耐熱ビニールカーテンが適しています。また、ある程度の大きさの金属片や屑が飛散する場合は、ハリケーンなどの強度のあるビニールカーテンをおすすめします。
主な施工場所【製造工場・食品加工工場・物流センター・倉庫・サーバーセンター等】
目隠し対策
不透明のビニールカーテンは、見せたくないものを隠すのに使用できます。布製のカーテンと比べると水や汚れに強いため、屋外で使用できたり、拭き取りができる等のメリットがあります。また、一部を透明ビニールにして光を取り入れたり視界を確保したり等の加工も可能です。
道路や近隣の建物から敷地内や建物内を覗かれたくない場合や、作業スペース等で作業に集中しやすくするために外を見えなくしたい場合などに効果的です。倉庫や物置スペースなどの内部を隠したい場合には、カーテンに鍵をつけることで簡易的な防犯対策にもなります。また、間仕切りや出入口だけでなく、オフィスの通路やテナントの従業員用共用通路などに設置されている棚等を隠すためにも利用できます。
飲食店のテラス席には、せっかくの見通しを維持するため透明ビニールカーテンを採用することが多いです。しかし、場所によっては外からお客さんが見えないように、一部を不透明ビニールに加工する場合もあります。目の高さだけ不透明にしたり、高い位置にあるテラスの足元だけを不透明にしたり、透明不透明を交互に組み合わせてストラプ状にしたりといった加工も可能です。※透明部分と不透明部分の素材の違いから、どちらかが先に劣化して傷むことがあります。
不透明のターポリン以外にも、梨地加工された半透明ビニールも目隠しに使用できます。半透明ビニールカーテンはぼんやりとシルエットが見える程度の目隠しなので、明るさはほとんど損なわず、向こう側の人とぶつかる危険がないなどのメリットがあります。プライバシーを保ちたい病院の通路やベッド周りなどによく採用されています。
主な施工場所【製造工場・物流センター・倉庫・飲食店・病院・オフィス等】
防音対策
防音対策にもビニールカーテンを活用できます。工事現場や解体作業現場を覆う遮音用のビニールシートを加工することで、遮音効果を持つビニールカーテンができます。光を採り入れながら遮音効果も兼ね備えている糸入り透明ビニールシートもありますので、明るさをそれほど損なわず防音対策することもできます。
工場等で大きな音の出る機械の周囲や、工場の出入口や窓に遮音カーテンを設置することで、工場内や屋外に音が響いたり漏れたりするのを抑えられます。また、幼稚園・保育園・学校で、体育館や講堂や多目的室などの広めのスペースを間仕切りして使用する際に、隣のスペースの声や音が授業等の妨げにならないように遮音カーテンを使用して防音対策することもできます。病院など、プライバシーの保護が重視される場所でも、間仕切りや窓をふさぐのに遮音カーテンが使用できます。
どうしても見通しを確保したい場所等の場合は、通常の透明カーテンを設置することでも一定の防音効果は見込めます。一般的にはビニールの厚みに比例して防音効果は高くなりますので、重量に問題がなければできるだけ厚みのあるビニールカーテンをおすすめします。
主な施工場所【製造工場・幼稚園・保育園・学校・体育館・病院・オフィス等】
防虫対策
工場や倉庫での衛生管理のため、特に虫の侵入を防ぐ目的でもビニールカーテンは使用されています。特に防虫対策が求められるのは、食品や医薬品・化粧品など、異物混入が問題視される商品を取り扱う製造工場や物流倉庫などです。稼働中に開けたままにされることの多いシャッター等の出入口には、ビニールカーテンを設置することで虫の侵入を抑えられます。また、建物内の作業スペースなどをさらに間仕切りすることで防虫効果はさらに高まります。
ビニールシートの機能として防虫を謳っている商品はいくつもありますが、防虫機能には大きく2つの種類があります。それぞれ効果の範囲が違うため、目的と設置箇所に適したビニールを選ぶ必要があります。
1つは、虫が好む波長の光をカットすることで虫が集まりにくくなるタイプです。こちらは光に集まる習性（正の走光性）のある虫に対して効果を発揮するもので、その効果も照明のある屋内の方が屋外より明るくなる夜間に限定される点に注意が必要です。黄色・オレンジ・黄緑色などの色付きのビニールのものが多いです。
もう1つはビニール生地に薬剤が添加されているタイプで、ビニールに触れた虫に対してのみ忌避効果があります。こちらは経年劣化により効果が落ちていく点に注意が必要です。
防虫用のビニールカーテンの周囲に隙間ができないように垂れ加工やスカート加工をするとより効果的です。また、ビニールカーテンよりも開閉の際に隙間ができにくい のれんカーテンも有効です。予算にもよりますが、電動シートシャッターと陽圧空調システムの組み合わせが最も効果的な防虫対策となります。
主な施工場所【 製造工場・食品加工工場・倉庫・物流センター・飲食店裏口等 】
雨除け対策
屋根のあるスペースに側面から吹き込んでくる雨を防ぐのにもビニールカーテンが有効です。工場や倉庫の出入口や軒下の荷捌きスペース、路面店の店頭や飲食店のテラス席、幼稚園や学校等の外通路などの雨よけに最適です。
飲食店などの店舗で使用する際は、外から店内がある程度見えるように透明ビニールか糸入り透明ビニールのカーテンがおすすめです。出入口やテラスや外通路など、外からの光や見通しを遮りたくない場合にも、糸入り透明ビニールをおすすめしています。ある程度光を遮ってもいい場合や目隠しも兼ねたい場合には、耐久性の高いハリケーン等の不透明ビニールがおすすめです。
雨よけ用の軒先固定テントの新設や張替え、開閉式オーニングテントの新設・張替えも承っています。
主な施工場所【製造工場・倉庫・物流センター・幼稚園・保育園・学校・施設・駐車場等】
日よけ対策
不透明のビニールカーテンは日よけにも有効です。布のカーテンと比べて汚れや水に強いため、屋外などでも使用できるというメリットがあります。また、メッシュターポリンを使用すれば、風通しを維持しながら日光を遮ることもできます。ビニールは表面に印刷が可能なので、タペストリー広告を兼ねた日よけ幕なども製作可能です。
食品などを扱う工場や倉庫の出入口や窓、保管棚などに不透明ビニールカーテンを設置することで、日光から商品を保護することができます。衣料品などの日焼けが気になる商品を店頭に陳列する店舗でも不透明ビニールカーテンは有効です。不透明カーテンで店内が見えなくなってしまうのを避けたい場合は、紫外線のみをカットする透明ビニールカーテンを使用しても一定の効果は見込めます。熱中症予防などの目的で日差しを遮りたい場合は、風通しのいいメッシュターポリンの使用がおすすめです。近年では虹彩認証装置のために日光を遮りたいといったご要望にもお応えしています。
日よけ用の軒先固定テントの新設や張替え、駐車場やテニスコート等の固定テントの新設・張替え、開閉式オーニングテントの新設・張替えも承っています。
主な施工場所【 工場・倉庫・物流センター・幼稚園・保育園・学校・飲食店・路面店・駐車場等 】
