施工事例NO | 413 |
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商品名 | 電磁波シールドブース |
地域 | 栃木県那須烏山市 |
業種 | 工場 |
タグ | ビニールブース 研究施設 |
設置目的 |
研究・実験等に使用する電磁波シールドブースを製作しました。 電磁波シールドブースとは電磁波を遮断する素材でブース全面を覆ったもので、電波などを完全に遮断した環境での実験や機器の性能テスト等をする目的で使用されます。 移動式のブースにするため、合板にキャスターを取り付けた台車の上にアルミフレームの骨組みを組んでいます。電磁波シールドとして主に使用しているのは「SSシート」です。SSシートはアルミシートをガラスクロスで補強したもので、両面がアルミになっておりシールド特性に優れています。同じ素材に粘着性を持たせた「SSテープ」を使用してフレームにSSシートを固定しています。側面と天井面だけでなく、床面にもSSシートを敷いて固定しています。SSシートは傷みやすいため、合板で覆って上を歩けるようにしてあります。 通気口にはシールド換気パネルを使用しています。アルミ製のハニカム構造のフィルターは、電磁波遮蔽効果を保ちながら通気性があります。扉(開き戸)の周囲にできるわずかな隙間も遮蔽するため、導電性繊維でできたシールドガスケットを使用しています。また、電波はブース内へ引き込む電源ラインや弱電ケーブル等も伝わってくるため、ラインフィルターも設置しています。 SSシートはガラスクロスで補強されているため、アルミシートとしては耐久性に優れていますが、強く押されたり硬いものが当たれば傷むこともあります。SSシートに穴が開いてしまうとシールド性能が落ちてしまうため、都度SSテープでの補修が必要になります。今回のブースでは移動時にSSシートに負荷がかからないように操作用の取手を設置しています。また、今回は採用していませんが、ブース全体を透明ビニールカバーで覆って保護したり、内側の壁面にポリカーボネイト板を固定したりといった施工も行っています。 今回製作した電磁波シールドブースは、スペクトラムアナライザによる測定の結果、十分な電磁波遮蔽効果が確認されています。 電磁波シールドブースのご相談は、お見積り無料のビニテックへお気軽にどうぞ! フリーダイヤル:0120-947-819 |
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