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工場内シートシャッターに前室ビニールブース設置

施工事例NO 408
商品名 オーダービニールブース
小規模ビニールブース
D30アルミレール
間仕切りポール【押えバータイプ】
地域 埼玉県狭山市
業種 工場
タグ ビニールブース   鉄骨枠   間仕切りポール   防塵/飛散防止   区分け/仕切り   工場/倉庫   糸入り透明   
設置目的 狭山市にある工場内の既設シートシャッターに、前室としてビニールブースを設置しました。
シートシャッター内側の部屋から粉塵が飛散するのを防止する目的での設置でしたが、期間限定で使用する仮設のものなので、必要なくなったら撤去できるようにしたい、また可能な限り早く設置したいとのことでした。まずは折りたたみ式や組み立て式などのメーカー製簡易ビニールブースを検討しましたが、シートシャッター周囲を隙間なく覆えるちょうどいいサイズが難しかったり、お急ぎの納期に対応できない等の理由から、鉄骨を加工して簡単な構造のフレームを作成する形になりました。
フレームは50角の鉄骨を使用して製作しています。強度を確保するため角の部分は溶接でしっかりと固定していますが、簡単に解体できるように上部と下部のフレームを別パーツとして製作し、それぞれを4本の柱にビス止めして組み立てる形にしています。また、上部パーツの各コーナーには補強金具を取り付けています。
鉄骨フレームを固定して使用する際は、可能なケースでは床や壁にビス固定する事が多いですが、今回は撤去することがあらかじめ決まっていたため、シートシャッターのガードポールを利用して固定しています。電動シートシャッターはリフトや台車で通過するのにも便利なので、シャッターのサイドフレームを衝突などから保護するためのガードポール設置は定番のオプションとなっています。このガードポールに、全ねじボルト(寸切りボルト)用の金具を使って鉄骨ブースが動かないように固定しました。また、壁とフレームの間に隙間ができないようにスポンジテープを貼り付けて、隙間にビニールカバーを挟み込んで壁際に固定しています。
正面の開閉部分にはビニールカーテンを設置しています。両開きカーテンの中央に間仕切りサイドポールを使用して、マグネットで隙間なく閉じるようになっています。また、カーテン下部にも隙間ができにくいように、グレーのターポリンシートを使用してスカート加工をしています。スカート部分が床を引きずるため、汚れが目立ちにくいグレーのターポリンを使用しています。サイドポールの下部分にも隙間ができないように、左右のカーテンが重なるように加工しています。
開閉の必要のない両側面にはビニールシートを固定張りしています。アルミフラットバーを使用して、フレームに直接固定しているため隙間ができません。天面のビニールシートには隙間ふさぎのために200mmの垂れをつけているので、カーテンレールとビニールカーテンの間にも隙間ができなくなっています。
完全に粉塵の飛散を抑えるためにビニールブース内部に集塵機を設置したいとの希望も伺っていましたが、当社で手配できる集塵機よりも別途ご購入していただいた方が安く抑えられそうだったため、今回はブースの設置のみを当社で承り、集塵機に関してはお客様にお任せしました。ブース内へのエアコンや照明器具・火災報知器などの設置も当社で承りますのでぜひお問い合わせください。

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