| 施工事例NO | 320 |
|---|---|
| 商品名 |
不燃シート製防煙垂れ壁 ケムストップⅡ スリムパネル型 透明タイプ 耐震シートオプション |
| 地域 | 宮城県 |
| 業種 | 衣料品店 |
| タグ | 店舗/施設 |
| 設置目的 |
衣料品店に設置されていたガラス製の防煙垂れ壁を、不燃シート製の防煙垂れ壁に交換しました。 防煙垂れ壁とは、建築基準法で定められた防煙区画を構成する防煙壁のことで、火災時に煙の流動を遮断することを目的としています。火災対策なので不燃材料で作られることが求められており、ガラス製の垂れ壁が広く普及しています。しかし、東日本大震災や熊本地震ではガラス製の垂れ壁が破損・落下するという被害が多数発生したため、防煙垂れ壁に耐震性が求められるようになりました。ガラス製の垂れ壁は落下することで事故や怪我の危険があるだけでなく、震災からの火災が発生した時に本来の防煙壁としての役割を果たせないという問題もあります。 今回施工した店舗にもガラス製の防煙垂れ壁が設置されていましたが、震災時に一部が破損・落下したとのことでテープ等で応急処置がされている状態でした。また、垂れ壁周囲の壁面の方にも垂れ壁が揺れてぶつかったためと思われる破損がありました。垂れ壁に使用されていたガラスはワイヤーで補強されているので一見衝撃にも強そうに見えますが、網入りガラスは防炎のためにワイヤーが入っているものなので、衝撃に対しては実はそれほど耐性がなく、大きな地震があれば割れて破片が散らばってしまう素材です。その点、不燃ビニールシート製防煙垂れ壁なら衝撃や歪みに強く、割れたり破片が散らばるような事はありません。万一激しい揺れによりフレームごと落下したとしても、ガラスと比べずっと軽量なため比較的安全と言えます。 今回設置した不燃シート製防煙垂れ壁は「ケムストップⅡ」のスリムパネル型です。パネルは工場でフレームにシートを組み込んで出荷されるため、現場では天井にレール形材を設置後、パネルユニットを取り付けるだけです。ガラス製垂れ壁の撤去作業は別として、設置工事は比較的短工期で済ませられます。 垂れ壁と壁面や、垂れ壁同士が十字に交わる箇所の接触面にはオプションの耐震シートを使用しています。建物が揺れた時には耐震シート部分が衝撃を吸収するので垂れ壁本体や建物の壁面が破損しにくくなっています。 不燃シート製防煙垂れ壁のご相談は、お見積り無料のビニテックへどうぞ！ フリーダイヤル：0120-947-819 |
衣料品店に不燃シート製防煙垂れ壁
